『ぼくたちのリメイク9』
怪物のはじまり 木緒なち
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毎巻、楽しく読んでいますが
今回9巻はシノアキ帰郷編
舞台は糸島(福岡県)です。
福岡県の左上のところ。
海に面しているが島ではない、陸続きですよ。これ重要
福岡市中心部から西へ車で40分程。
どんなところかというと
糸島市観光協会おすすめポイント
幣の浜(にぎのはま)白砂青松の海岸線。
絶景ではないか。
http://www.itoshima-kanko.net/see/
そして、ここに行くからには
食べ物グルメは外せない
物語の季節は夏。
まずは会話で出てきた「海の幸」
「カキ」来ました♪
でもね、それは冬のやつよと
読み進めていくと、
糸島に着いてから
シノアキ父が
時期は10月からだもんなと説明(泣)
なんですと、牡蠣グルメレポートがないとは
冬は漁港近くのカキ小屋は外せません。
小屋のジャンパー着て軍手をはめて、どかモリの牡蠣を炭火で焼く
弾け飛ぶ、牡蠣の殻と牡蠣汁。
あれは、たまらんです。
美味いものが安い。ありがとう、糸島の牡蠣
脱線しました。
「シノアキの実家のある前原市(まえばるし)は、糸島という地域の中心部で、半島のほぼすべてを占めている街だった。」
「地酒やイチゴなどが有名らしい」
イチゴ来ました♪
糸島は海の幸、陸の幸も
そう福岡県が誇るイチゴ「あまおう」もあります。
そう、『伊都きんぐ』を伝えねば
https://www.itoking.jp
あまおう苺入りどら焼き「
どらきんぐ生」
この絵ヅラのインパクト。
でかいイチゴ丸ごと入れました、てへっ
是非おみやげに。
期間限定ですよ。冬~春
まあ、イチゴを押し出し過ぎなので、こちらの「どらきんぐエース」がどら焼きとしては完成度が高いですね。
「どらきんぐ生」で引き込み、
「どらきんぐエース」を食べるのが好き。
と思ったら、
イチゴの話はないっす(泣)
糸島ドライブの終盤に来た、
福岡のうどん事情
そう福岡は「とんこつラーメン」大好き県民。
しかし、うどんも大好きで
県人はあの店のうどんがいいと
俺の推しうどんが目白押し。
今回は糸島ならば、やはり出ました。
まきのうどん。
会話内でシノアキも「巻のうどん、うれしかね~」と。
これですね。
釜揚げ牧のうどん
https://www.makinoudon.jp/
創業から40年以上にわたり
お客様に美味しい商品を提供するため、
独自の製法で麺、スープにこだわり営業してまいりました。
現在、福岡・佐賀県を中心に全18店舗で元気に営業中です。
「独自の製法で麺、スープにこだわり」
そう、ふわふわ麺なのです。
ぶよぶよした感じというか、讃岐うどんとかの、つるっとした麺の喉越しとは一線を画する
これもあり、ふわふわ麺
美味いは正義
うどんレポートを楽しんでいると、
シリアス展開になっていくので、ああっうどんが。(意味不明)
箸を止めると、スープがなくなるわよと心配した県民でした。
箸を止めるな!牧のうどん、ですね。
かなり、脱線しました。
物語的には、今回作品を創る際のブラック&ホワイトというか。
労働的ブラック&ホワイトがテーマ。
特に表紙ですね。斎川とシノアキの成長や関係が現れています。
読みながら、この表紙絵から受ける印象が効いてきます。
なるほどーと。
それと、主人公とマツヒラさんのゲーム会社で工数管理されたまま出来上がるゲームは面白いのか?と
働き方のブラック&ホワイトも話が濃かったですね。
個人的には、ゲームは構成が破綻しているものも困りますが、なにかしら尖ったものがないと面白くない。
それがアイデアや絵だったり、音楽だったり、ゲームバランスの妙だったり。
それを突き抜けるのに、この時間内で作成お願いしますといって出来上がるものではないと思う。
悩む主人公ですが、最後には決断します。
さあ、次の巻も楽しみだ。
あっ、糸島なら
ここも書かねば
伊都菜彩
JAの直売所ですが、魚・肉・野菜・花とその新鮮さと物量に圧倒されてください。
午前中に行くのがオススメ。
https://ja-itoshima.or.jp/itosaisai/